桐光では様々なテストがあります。

小6定期テスト
中1中2は桐光模試
中3標準模試
特進生は、特進模試・(今年からは)特進テスト
他、中3生になると実力テスト(志望校別テスト等、現時点での力を見るテスト)

また、今時期は、学調テキストを進めていますので、
テキストの進捗状況を一人一人確認しています。

テスト結果や進捗状況は、ランキングにして校舎に掲示します。

優秀者や進捗が速い子にとってはうれしい掲示、喜びの掲示です。
一方で、名前が載っていない、掲示の下の方に名前がある、進捗が遅い子にとっては、恥辱の掲示。

諸刃の剣(一方では非常に役に立つが、他方では大きな害を与える危険もあるもののたとえ)
ですね。

こと、中学生は何かと敏感な時期ですので、後者に関しては掲示に細心の注意が必要です。

それでも、今芝本では、中3生実力テストと学調テキスト進捗ページ数を、
名前入りで躊躇なく掲示しています。
恥ずかしい、と思ってほしいですし、願わくば、悔しい、と思ってほしい。

恥ずかしい思いをせず、現実を見ないで、
必要な努力をせず、自分に何の負荷もかけずに、
自分の思ったことが実現することに、幸せを感じる人はそれでいいです。

でも、そこに、人間的な、印象的なドラマはあるでしょうか。

後で「~しておけば、~だったら」と後悔されるより、
高校生になってから芝本校を遠くから見た時に、
「あぁ、こんなことがあったなぁ」としみじみ思ってもらえる校舎でありたい。

だから今、みんなは諸刃のマイナスの方を食らっています。
でも、諸刃ですので、今のダメージは必ず、今後の強力な武器になります。

ランキングをみてダメージを受けてください。
それが正常な精神状態です。
そして、勉強してください。
それが正常な行動です。